Q. RMConverterとは何ですか?

旧バージョンからuniPaaSに移行したプログラムのRM互換を、イベント化するユーティリティとして、「RMConverter」というものがあると、聞きました。
どこから入手できるのでしょうか?

A. Reademe.chmに情報があります。

まず、RMConverterとは、質問文の通り、RM互換を自動的にイベントに変更してくれるユーティリティのことです。

入手ルートは、uniPaaSのReadme.chmにあります。
Readmeを開き、「本バージョンのご利用にあたって」に進みます。
そのページの一番下に「RMConverterについて」という記述があり、ダウンロードサイトが掲載されています。

そのページの注意事項にも記載されていますが、このソフトウェアはサポート対象外ですし、内部的には日本語対応されていないようです。
そのため、設定する各項目は半角英数字にします。
ですが、ウィザード画面は日本語なので、Magicを理解している開発者であれば直感的な設定で使えると思います。

このユーティリティは、uniPaaSのプロジェクトを変換するものであり、V9Plusの出力ファイルを読めるようにはなっていません。

使う手順としては、次のようになります。
V9Plusリポジトリ出力ファイル
→ uniPaaSの「V9Plusアプリケーション変換ユーティリティ」
→ uniPaaSのプロジェクト(RM互換あり)
→ RMConverter
→ uniPaaSのプロジェクト(RM互換なし = フルイベント)

使い方に関して、資料や説明を求めてはいけません。
とりあえず、小さなプロジェクトで実験してみましょう。
それで分からなければ諦めて、分かる人を呼んで教えてもらった方が良いと思います。

最後に、言うまでもないことですが。
このユーティリティは、完全な互換を保障するものではありません。
変換後は、動作確認をしながら、必要に応じて手作業で仕上げをします。
あまりに当たり前すぎて、書いていると恥ずかしいのですが、一応、念のため、ということで。