Q. シンボル値とは何ですか?

Magic eDeveloperや、 Magic uniPaaSでは、シンボル値という表現が出てきます。
カラムや変数をデータビューに定義したときに自動的に付けられるアルファベットの記号(A,B,C,・・・)という理解で良いのでしょうか?

A. Magic内部(メモリ上)でデータを管理するための数値です。

ほぼ正解です。

Magicでは、カラム(実データ)、変数、パラメータをデータビューに定義すると、上から順に、A,B,C,・・・というようにアルファベットが割り当てされます。

式やフォームでは、そのアルファベットの記号使います。
また、VAR関数では、'A'VAR等のようにリテラルを付けて項目を識別しています。

このようなアルファベットの記号をシンボル値と捉えても良いのですが、Magic内部では数値で管理しています。

上から順番に、次のようになります。
'A'VAR = 1
'B'VAR = 2
'C'VAR = 3

但し、プログラムコールした場合は、'A'VAR = 1 とは限りません。
例えば、プログラム1からプログラム2をコールした場合、次のようになります。
<プログラム1>
'A'VAR = 1
'B'VAR = 2
'C'VAR = 3

<プログラム2>
'A'VAR = 4
'B'VAR = 5
'C'VAR = 6

尚、シンボル値は、パラメータとして渡すことも可能です。
シンボル値を受け取るときは、数値型のパラメータを定義します。

シンボル値を理解するためのサンプルプログラムを用意しています。
こちらからどうぞ。