Q. 「*(アスタリスク)」の検索ができません。

データの中に「*(アスタリスク)」を含むものがあり、それを位置付けや範囲で取り出したいのですが、うまくいきません。
例えば、「A*」というデータを抽出しようとすると、「A」で始まるデータが全て範囲に入ってしまうようです。
「*」はワイルドカードとして扱われてしまうのでしょうか?

A. 「*(アスタリスク)」の検出はレコードメインでなく範囲式を使います。

レコードメインの範囲や位置付けでは、「*」はワイルドカードとして扱われます。
そのため、データとして「*」を抽出する場合は、タスク環境の「範囲/位置付」で範囲式を使います(V8ではタスク制御の範囲式)。
但し、タスク環境の範囲式を使うとインデックスが活用されないため、データ件数が多い場合は処理時間が長くなります。
他のインデックス項目でデータ件数の絞込みができるなら併用した方が良いでしょう。