Q. 取消アクション(F2)が効かないことがある

ヘッダ、明細を親子タスクで作成してある伝票入力プログラムです。
ヘッダ入力だけのときは取消アクション(F2)が有効なのですが、 明細入力後、ヘッダに戻ってからは取消アクション(F2)が効かなくなります。
データの整合性を保つために前任者が何か条件設定したのだと思うのですが、 私には、その仕組みが分かりません。
どんな仕掛けが考えられますか?

A. 明細側(子タスク)に仕掛けがあると考えられます。

子タスクのレコード後処理を確認してください。
項目更新コマンドがいくつかあると思いますが、その中に「止:No」(右端の条件欄の左のところ)という設定になっているものはありませんか?

中止パラメータと呼ばれるもので、デフォルトは「Yes」なのですが、これを「No」にすることで「必ず更新させる」という強制力を持たせることができます。
この設定で親タスクの項目を更新すれば、親タスクでは、以降の取消アクションは無効となり、親タスクでの「レコード後処理通過&書込」も約束されます。