マイグレーション: V7からV10への移行:V7→V8
dbMAGIC V7からV8への移行方法です。
対象のDBMSはPervasiveとします。
OracleやMS_SQLを使っている場合の注意点は、後日、補足事項として掲載する予定です。
1.V7で辞書出力
V7の開発版を使って、アプリケーション全体を辞書出力します。
辞書出力する前に、エラーのあるプログラムは修正し、不要なプログラムは削除しておきます。
また、権利辞書が使われている場合は、開発権限のあるIDで辞書出力しなければなりません。
(権限のないプログラムは出力されません。)
2.アクションの変更
V7とV8とでは、一部のアクションが異なります。
KBPUT関数で該当のアクションを使っている場合は空白になります。
そのため、辞書出力ファイルをテキストエディタで開き、文字列置換機能を使って、次のアクションを置き換えます。
D:行削除 | I:行削除 |
U:ヘルプ使用説明 | U:dbMAGIC |
H:ヘルプ表示 | H:関連ヘルプ表示 |
U:切り取り | T:切り取り |
C:コピー | O:コピー |
P:貼り付け | A:貼り付け |
3.V8での設定
V8開発版を起動します。
設定/動作環境/マルチユーザ/ロック前にトランザクション開始(ISAM)を「No」にします。
4.V8で新規アプリケーションのオープン
新規アプリケーションを定義し(空のMCF)、それをオープンします。
CTL特性画面の下方にある「NULL特性」ボタンを押します。
日付の計算値とデフォルト値を「0000/00/00」にします。
V8以降、日付のデフォルトは「1901/01/01」となります。
5.V8でリポジトリ入力
2で編集したV7の出力ファイルを、V8でリポジトリ入力します。
途中、メニューの上書きについて確認ダイアログが表示されますが、「Yes」にしておけば良いでしょう。
これで、V7→V8は完了です。
次に、V8→V9Plusに進みます。