関数−その他: MRB配下のサーバ実行エンジン数:RqRts

Magicには、"RqRt"で始まる名前の関数がいくつかあります。
RIAや、Enterprise Serverのようにサーバ実行版を使うときに便利な関数です。
Brokerモニタを使って手動で行うことを、プログラムで自動化するときに使うもの、とイメージしておけば良いと思います。
"RqRtCtxs"や"RqRtInf"、"RqRtTrm"などです。

それらの関数を使う前に実行しなければならない関数が"RqRts"です。
MRB配下で実行しているサーバエンジンの数を返すものです。
この関数を実行しないと、上述した"RqRtCtxs"等は正しく結果を返してくれません。

<使い方>
RqRts(サービス/サーバ , MRBのSUPERVISORパスワード)
※サービスは省略してサーバだけ指定するケースが多いと思います。

戻り値:サーバ実行エンジン(インスタンス)数
※スレッド数でなく、インスタンス数です。
 = Brokerモニタで表示されるエンジンの行数です。

<例>
項目更新 数値型変数 式:RqRts('Default Broker' , 'password')
※各種設定がデフォルトであれば、この式で使えるはずです。