関数−ファイル操作: ファイルのコピー:IOCopy(FileCopy)
ファイルをコピー(複写)する関数です。
V9Plus以前なら「IOCopy」、V10では「FileCopy」です。
使い方は同じですが、関数名が変更されました。
V10への移行時には、コンバートユーティリティが自動的に名称変更してくれるので問題ありません。
使うときは、論理型の変数を定義して、その変数を項目更新する方法が分かりやすいと思います。
項目更新の更新式(V10なら「値」欄)で関数を使います。
また、この関数はアクションコマンドでも実行できます。
そのときは、戻り値用の変数を省略することも可能です。
残念ながら、ワイルドカード(*)を指定して複数ファイルを一度に処理することは、できません。
<使い方>
IOCopy(コピー元 , コピー先)・・・戻り値:論理値
コピーが成功したとき、TRUE。
コピーが失敗したとき、FALSE。
※ファイル名はフルパスで指定しますが、論理名を含めて使うことも可能です。
※フォルダを指定しなければ、作業フォルダを検索します。
<例>
IOCopy('A.TXT','B.TXT')
IOCopy('%TEST%ABC.TXT','C:\TEMP\ABC.TXT')
※上記例の「%TEST%」は、論理名です。