関数−変換: 論理名を実行名に変換する:Translate

ほとんどの場合、論理名は「%論理名%」としておけば、自動的に実行名に変換されます。
しかし、項目更新コマンドの式で使ったときには、実行名に変換されません。

例えば、論理名テーブルに次のような設定がある場合。
 論理名 = WORK
 実行名 = C:\TEMP\WORK\

項目更新 A(実行名) 式:'%WORK%'
のようにプログラム作成すると、Aに入る値は「%WORK%」です。
「C:\TEMP\WORK\」ではありません。

そのため、V8以下のバージョンではINIGet関数を使って取得するなどの方法が使われていました。
勿論、その方法でも間違いではありませんが、V9PlusやV10であれば、Translate関数を使うと便利です。

<使い方>
Translate(論理名)・・・戻り値:論理名テーブルに設定してある実行名

<例>
前述の論理名テーブルの場合。
Translate('%WORK%') = C:\TEMP\WORK\