コマンドを学ぼう: RIAのOSコマンド

リッチクライアントタスクでは、一つのタスクがサーバとクライアントの両方で実行されます。
ほとんどは、どちらで動作するのか自動的に振り分けられるのですが、OSコマンドは開発者が実行場所を指定します。

OSコマンドには「実行」特性があります。
ここで、サーバかクライアントを選択します。
これによって、どちら(サーバ or クライアント)の外部プログラムをコールするか決まります。
コマンド特性

モバイルRIAでも同様に使うことができます。
クライアントで実行する外部プログラムを自作しなくても、スマートフォンやタブレットの基本機能を呼び出すだけなら、これだけを知っていれば簡単に使えるので便利です。

例えば、スマートフォンで電話をかけるプログラムを作るなら、こんな感じです。
OSコマンド(実行 = クライアント)
→ 式: 'tel:' & Trim (電話番号)

式の中身を次のように変更すれば、クライアントのメーラが起動します。
式: 'mail:' & Trim (メールアドレス)

同様にURLを指定するとブラウザが起動します。
式: 'http://www.kujjima.com'