開発時の機能と操作: タスク内クロスリファレンス

リポジトリで使うクロスリファレンスは、今さら述べる必要はないと思います。
顧客マスタは、どのプログラムで使われているか?とか、顧客選択プログラムは、どのプログラムからコールされているか?というような使い方です。

では、タスク内でのクロスリファレンスは活用されているでしょうか?

どのバージョンから使えるようになったのか定かではないのですが。
確実に言えるのは、uniPaaSやxpaでは使えます。

<データビューでクロスリファレンス>
データビューで、検索したい項目からクロスリファレンスを実行します。
(uniPaaSやxpaでは、「Ctrl + F」がクロスリファレンスのショートカットキーです。)
選択する項目は、カラム(実データ)でも変数でもパラメータでも、何でもOKです。
例) 変数(顧客番号)を使っているところを検索します。
データビューの検索

その検索結果です。
ナビゲータシートをクリックしていくと、使っているところにジャンプします。
この図は、コールコマンドのパラメータで使っているという例です。
データビューの検索結果

その他の検索結果例としては、次のようなものがあります。
・項目更新コマンドで更新されている。
・フォームで使われている。(表示、印刷、テキスト出力、等)
・式で使われている。(A=0、等)

<式でクロスリファレンス>
式が、どこで使われているのかを検索できます。
「Ctrl + E」で式エディタを開きます。
または、「データビューからのクロスリファレンス」で式エディタに入った状態でも構いません。
検索したい式を 選択して、「Ctrl + F」を押します。
例) 式1番を使っているところを検索します。
式の検索

検索結果です。
式1番は、2箇所で使われていることが分かります。
位置付の開始と終了です。
このように複数個所で使われている式の場合、まとめて変更すべきか、別途新たに式を追加して特定のところだけ変更するのかを判断するときに役立ちます。
式の検索結果

<フォームでクロスリファレンス>
フォームもクロスリファレンスの対象です。
オンラインタスクでは、ほとんど必要ないでしょうが、印刷等では活用することもあります。
ブロックコマンドで一つのフォームを複数の条件から出力したり、親タスクのフォームを子タスクから出力しているような場合です。
フォームの検索

結果は想像できると思いますので、省略します。