コマンドを学ぼう: uniPaaSのエラーコマンド

uniPaaSのエラーコマンドは、WindowsAPIのMessageBoxを、ほぼそのまま使ったような感じになっています。
これは、V10SP4bからuniPaaSになったときに機能アップされたものなので、V10SP4bでは使えない機能です。

メッセージボックスに表示されるアイコンを選択したり、タイトル文字の変更が容易にできるようになったり、細かいことができるようになっています。
また、ボタンも「OK」だけでなく、「はい or いいえ」など複数のボタンを表示することも可能になりました。
そして、 どのボタンが押されたのか戻り値によって判定できるようになっています。

コマンド特性この新機能は、開発時にエラーコマンドの特性で設定できます。

エラーモードイメージの違いを確認。
通常のエラーモードのとき。
イメージ:C=重要

警告モード従来の警告モード。
ユーザが警戒心を持つかも?
イメージ:E=感嘆詞

情報モードV8のような警告モード。
情報の表示。
イメージ:I=情報
ついでにタイトルも変更。

コマンド特性ボタン設定コマンド特性のボタンを変更。
戻り値も設定。
イメージ:Q=疑問符
タイトルは「確認」。

戻り値を使った表示実行結果。
どちらのボタンが押されたかは数値型の戻り値によって判定。
この場合、「はい」=6、「いいえ」=7。
戻り値が分からないときは、変数を画面に表示してみるのが確実です。