処理フロー: ユーザイベントの基本

dbMAGIC V8までは、開発者が自由に使えるイベントは、内部イベントの「ユーザアクション1 〜 ユーザアクション20」でした。
V9以降では、それに加えて「ユーザイベント」を開発者が独自に作成できるようになりました。
サンプルイベントこのユーザイベントは、各タスク内に作成することも可能ですし、メインプログラムに作成してグローバルイベントとして使うこともできます。

サンプルプログラム「イベントの動作確認」では、実行というグローバルのユーザイベントを使っています。

タスク環境ユーザイベントは、プルダウンメニューからタスク環境/ユーザイベント(Ctrl+K)を選択して作成します。

イベントタイプとして「S=システム」を選択するとトリガにショートカットキーが使えるようになり、キーボードによるイベント発生とボタンを押すことによるイベント発生を併用することもできます。
そして、イベントが発生したときの動作をハンドラで定義します。
dbMAGIC V8までは、ハンドラというものが無く、「タスクイベント」という設定で、サブタスク、またはサブプログラムをコールするだけでした。

ハンドラそれに対してハンドラでは、複数のコマンドを自在に使うことができるので、プログラミングの自由度は格段に向上したと言えます。
(ブロックコマンドのLoop機能を使うと、ちょっとしたバッチタスクはハンドラだけで作成できます。)

旧来の内部イベント「ユーザアクション」と、自力で定義するユーザイベントとでは、微妙に動作が異なるようですが、どちらかと言えばユーザイベント(新機能)の方を積極的に採用した方が良さそうに思います。