その他: トランザクションモードについて

V9以降、トランザクションモードという設定がタスク特性に入りました。
大別すると、「物理」と「遅延」の2種類です。
ちなみに、V8以前は、全て「物理」の扱いとなります。
噂によると、遅延トランザクションはブラウザクライアント用に作られたそうです。
オンラインタスクでも遅延トランザクションは使えるのですが、個人的な感想としては難解です。
遅延トランザクションは、DBMSに対するコマンド送出を遅延させるので、 リアルタイムなレコードロックをDBMS側で管理することはできません。
回避策としては、mglock.datで管理させることなのですが、どうも釈然としません。

また、遅延トランザクションは否応無く、Magicキャッシュを使います。
このキャッシュの制御が分かりにくいと思います。

ということで、私の使うMagicでは「常に物理トランザクション」です。
Magic.iniのフラグでデフォルトを物理トランザクションにする設定があります。
デフォルトを物理トランザクションにするを参照してみてください。