型と書式を知っておこう: 論理

真(TRUE)か偽(FALSE)か、二者択一の型です。
(最新版のV10では、これにNULLが加わって三者択一となります。)
書式欄よりも範囲欄に特徴があります。
A:オートスキップ 入力時、桁数分の入力が終わると自動的に次の項目に移動してくれる。

書式としては、これだけです。
あとは桁数を数値で表すだけです。
ところで、論理型の書式の初期値が「5」になっている理由をご存知ですか?
範囲を指定しなければ、論理型の値は「TRUE」か「FALSE」です。
これを格納するサイズとして5桁という説が有力だとか。

次に、範囲の意味も知っておきましょう。
範囲の欄は「,(カンマ)」で区切って、右に真(TRUE)の値、左に偽(FALSE)の値、とします。
以下に、代表的な書式と範囲と値の関係を列挙しておきます。

書式
範囲
真の値
偽の値
5
なし
TRUE
FALSE
1
なし
T
F
1
Y,N
Y
N
1
Yes,No
Y
N
1
1,0
1
0


尚、DBMS内部では、真=1、偽=0、という数値で格納されます。