INIや設定: MRBの遅延起動

MRBとは「Magic Requests Broker」の略称です。
その設定ファイルは、MGRB.iniです。

リッチクライアントやWebマージ用のサーバでは、ほとんどの場合、MRBはWindowsのサービスで起動されると思います。
MRBからMagic実行エンジンを自動起動できるのですが、ライセンスサーバの起動タイミングによっては、MRBの起動を少し遅延させたいこともあります。

そんなときには、MGRB.iniに次のような設定をします。
DelayServiceStart = 300

設定する場所は、[MRB_ENV]の中です。
設定値は遅延させる秒数です。
上述の例では、300秒ほど遅延させて起動するという意味です。

OSの起動時にはMagicの起動が不安定で、手動でMRBを再起動すると確実にMagicも起動するという場合には、この設定を試すと良いと思います。

デフォルトのMGRB.iniでは設定されていませんが、ヘルプには掲載されています。