INIや設定: MS_SQL_Server接続

MagicではデフォルトのデータベースとしてPervasive.SQLが使えるようになっています。
MS_SQL_Serverを使いたいときは、データベース設定を編集しなければなりません。
以下、その手順を説明します。

SQLServer1.事前準備
Magicを使うクライアントで、MS_SQL_Serverのクライアントモジュールをインストールしておきます。
しかし、MS_Officeや、IEの最新版が入っている場合、インストールしていなくても接続できることが多いようです。
また、予めSQL_ServerのデータベースとしてMagicで使うものを準備しておきます。

2.Magicの設定−データベース作成

Magicを起動後、プルダウンメニューの設定/データベースを選択します。
そこで、1行作成し、名前欄に何か入力します。ここでは、例として「MSSQL」とします。
DBMS欄でズームしてゲートウェイ(MSSQL)を選択します。
ズームしたときに、MSSQLの選択肢が出てこない場合は、Magic.iniのゲートウェイセクションを確認してみましょう。
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[MAGIC_GATEWAYS]
;MGCOMM01=mgwsock.dll
MGDB00=Gateways\mgpv2k.dll
;MGDB03=mdcisam.dll
;MGDB05=Gateways\mgcache.DLL
;MGDB06=Gateways\mgdb400.DLL
MGDB13=Gateways\mgOra8.dll
;MGDB14=Gateways\mginf.dll
;MGDB16=Gateways\mgeac32.dll
;MGDB18=Gateways\mgdb2.DLL
MGDB19=Gateways\mgodbc.dll
MGDB20=Gateways\mgms7.dll
MGDB21=Gateways\mgmemory.dll
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「MGDB20」の行にセミコロンが付いていると、MS_SQLゲートウェイが無効になっているということです。

DB名の欄は、事前にSQL_Server上で作成したデータベース名を入力します。
デフォルトで「MAGIC」と入ります。

DB作成

ログオン3.データベース特性/ログオン
データベース特性を表示します。
データベースサーバの欄に、SQL_Serverが稼動しているサーバのコンピュータ名を記述します。
SQL_Serverの接続認証が「Windows認証」であれば、ユーザ名とユーザパスワードの欄は空白にしておきます。
何か入っているとエラーになって、接続できません。
SQL Server認証か混合認証であれば、ユーザ名とユーザパスワードの欄を設定します。
(sa等)

尚、ここでの設定には、論理名、及びシークレット名が使えます。

以上で、接続のための設定は終わりです。
その他の設定については、データベース設定/特性/オプションデータベース設定/特性/SQLを参照してください。

テーブルリポジトリ4.テーブルリポジトリでの利用
アプリケーションをオープンして、テーブルリポジトリのデータベース欄でズームすると、選択肢が表示されます。
そこで、「MSSQL」を選択します。