INIや設定: オラクル接続

MagicではデフォルトのデータベースとしてPervasive.SQLが使えるようになっています。
Oracleを使いたいときは、データベース設定を編集しなければなりません。
以下、その手順を説明します。

SQLPlus1.事前準備
Magicの設定の前にOracle側での準備が必要です。
Magicを使うクライアントから、Oracleのユーティリティ「SQL Plus」で接続ができるところまでの設定をしておきます。

2.Magicの設定−データベース作成
Magicを起動後、プルダウンメニューの設定/データベースを選択します。
そこで、1行作成し、名前欄に何か入力します。ここでは、例として「ORACLE」とします。
DBMS欄でズームしてゲートウェイ(ORACLE)を選択します。
ズームしたときに、ORACLEの選択肢が出てこない場合は、Magic.iniのゲートウェイセクションを確認してみましょう。
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[MAGIC_GATEWAYS]
;MGCOMM01=mgwsock.dll
MGDB00=Gateways\mgpv2k.dll
;MGDB03=mdcisam.dll
;MGDB05=Gateways\mgcache.DLL
;MGDB06=Gateways\mgdb400.DLL
MGDB13=Gateways\mgOra8.dll
;MGDB14=Gateways\mginf.dll
;MGDB16=Gateways\mgeac32.dll
;MGDB18=Gateways\mgdb2.DLL
MGDB19=Gateways\mgodbc.dll
MGDB20=Gateways\mgms7.dll
MGDB21=Gateways\mgmemory.dll
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「MGDB13」の行にセミコロンが付いていると、オラクルゲートウェイが無効になっているということです。
それでも、ダメな場合は、オラクルゲートウェイがロードできませんを参照してください。

DB名の欄は、何もしなくても構いません。
ORACLEの場合、この欄は無視されますので。DB追加

3.データベース特性/ログオン
データベース特性を表示します。
「SQL Plus」で接続するときの「ユーザ名」、「パスワード」、「ホスト文字列」を次のような対応関係で設定します。

SQL Plus Magic
ユーザ名 ユーザ名
パスワード ユーザパスワード
ホスト文字列 データベースサーバ

尚、ここでの設定には、論理名、及びシークレット名が使えます。

以上で、接続のための設定は終わりです。
その他の設定については、データベース設定/特性/オプションデータベース設定/特性/SQLを参照してください。

テーブルリポジトリ4.テーブルリポジトリでの利用
アプリケーションをオープンして、テーブルリポジトリのデータベース欄でズームすると、選択肢が表示されます。
そこで、「ORACLE」を選択します。