INIや設定: データベース設定の位置

Magicを起動後、プルダウンメニューの設定/データベースを選択すると、右端に「位置」という欄があります。
DBMSがPervasiveの場合、次のような活用ができます。

位置設定

ここにフォルダを指定します。
指定方法は、直接フルパスを入力しても構いませんし、論理名を使うことも可能です。
いずれにせよ、最後は「\」で終わるようにします。
例:C:\TEMP\ , %WORK%

これにより、アプリケーションで使うデータファイルのフォルダを指定したことになります。
従って、テーブルリポジトリではフォルダの指定が不要になるのです。
通常は、DBテーブル欄で論理名を使うことが多いと思いますが、その代わりにデータベースの位置を使うということです。テーブル設定


また、バージョンによっては、Memoryテーブルを使うときに、位置指定をしておくと、 そのフォルダに「mglock.dat」を作るということになります。

V9PlusSP3cまでは、Memoryテーブルを使うときに、位置指定していないと作業フォルダに「mglock.dat」を作っていました。
作業フォルダがサーバのMagicインストールフォルダなどの場合、 書き込み権限を持たない一般ユーザだとMemoryテーブルが使えなかったり、 ソート機能が使えないというトラブルが発生することがあります。
(ソート機能は、動作環境設定の「ソート/一時用データベース」も関係します。)

V9PlusSP6bでは、Memoryテーブル利用時の「mglock.dat」は作成しなくなったようです。
(いつ、どういう変更になったのか詳細は不明ですが、とにかく作られないみたい。)