INIや設定: ゲートウェイログの取り方

設定メニューMagicはDBMSに対応した独自のゲートウェイを持っています。
このゲートウェイによって、MagicのコマンドをDBMS用のコマンドに自動変換してくれるわけですが、
デバッグ時などには、その処理内容を確認したくなることがあるかと思います。

Magicの機能として、ゲートウェイのログを取ることができるのですが、その方法を図解しておきます。
(設定内容は、Magic.iniに書き込まれます。)

設定/DBMSを選択します。

ログを取得したいDBMSを選んで特性を表示します。
(V8やV9PlusならCtrl+P , V10ならAlt+Enter)

ログレベルを選択します。
ユーザ用が簡易版、開発用が詳細版、サポート用は中間、という感じです。
「どんなSQLが出ているのかな?」程度を調べるならユーザ用で良いでしょう。
「その結果、どんな値が返ってきたかな?」くらいまで知りたいならサポート用を使いましょう。
ログレベル開発用は、素人目には何だかよく分かりません。
専門家に調査を依頼して、指示されたときに使うくらいではないでしょうか。

次にログファイル名をフルパスで指定します。
但し、拡張子は「.log」と自動的に付けられますので不要です。
また、セッション番号なども付加されるので、ここでの名称そのままのファイル名にはなりません。
なので、拡張子も付けず、なるべくシンプルにしておいた方が良さそうです。

同期設定のチェックは、付けておいた方が良いかもしれません。
設定完了特に実行するとエラーで落ちてしまうプログラムを調べるときにはチェックを付けておきます。
落ちないプログラムなら、外しておいても害はありません。

以上の設定が完了したら、一度、Magic.iniを確定させるために、Magicを終了させます。
再度、Magicを起動してプログラムを実行します。
最初にDBMSに接続するときにステータス行に「ログファイルをアクティブにした」という意味のメッセージが表示され、ログの取得が開始されます。

ログファイルの内容は、直接テキストエディタで開いても見ることができますし、
フローモニターを使って見ることもできます。